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本記事では、AGAの主要な治療方法である4種類の治療法を解説します。
各治療の方法、効果、副作用、おおよその価格をざっと把握できる内容になっています。
「AGA治療を検討しようと考えているけど、全く知識がない!」という方に向けて、治療方法に関する超基本知識が分かる構成になっています。
この記事をしっかりと読めば、各クリニックでAGA治療を比較・検討をする時に、自分に必要な治療を正しく選択できることができるようになります。
はじめに:4種の治療法の概要について
まずはAGA治療の基礎となる4種類の治療内容について解説します。
AGAの治療方法って4種類だけしかないの?
現在、AGA治療の基本となっているのはこの4つの治療法ですね。
AGAがそこまで進んでいないのであれば、この4つをおさえておけばOKです。
では、その4種類についてまずは下記の表をご覧ください。
薬剤名/使用法 | メイン効果:強度 | 副作用 | 平均価格(1ヶ月あたり) ※クリニックや濃度により上下 |
フィナステリド/飲み薬 | 抜け毛予防:普通 | 男性機能障害、抑うつ、肝機能障害など | 約2,000円~8,000円前後 |
デュタステリド/飲み薬 | 抜け毛予防:強 | 男性機能障害、抑うつ、肝機能障害など | 約6,000円~9,000円前後 |
ミノキシジル/塗り薬 | 発毛促進:患部のみ | 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、使用部位の熱感など | 約4,000円~10,000円前後 |
ミノキシジル/飲み薬 | 発毛促進:全身 | 動悸、頭痛、めまい、肝機能障害、初期脱毛、全身の体毛増加など | 約3,000円~7,000円前後 |
おお、わかりやすい。
抜け毛予防:2種類
発毛の促進:2種類
という構成なんだね。
そうですね。
そして、各種治療法に応じて効果や副作用の強弱があります。
抜け毛予防:普通/副作用:少
→フィナステリド
抜け毛予防:強/副作用:多
→デュタステリド
発毛の促進:普通/副作用:少
→ミノキシジル(塗り)
発毛の促進:強/副作用:多
→ミノキシジル(飲み)
って感じかな。
そのようにイメージすると覚えやすいですね。
そして、この中から予算、AGAの進行度合い、許容できる副作用に応じて
「抜け毛予防のみ」
「抜け毛予防」+「発毛促進」
というふうに組み立てていく感じです。
どのような治療をしていくかは医師と相談して決めていくことができます。
AGA治療法の推奨度について
男性型脱毛症(AGA)の治療法には、上記4つが主な方法になりますが、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、各治療法の推奨度が以下のように定められています。
治療方法 | 推奨度 | 推奨文 |
フィナステリド(飲み薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | 男性型脱毛症にはフィナステリドの内服を行うよう強く勧める。 |
デュタステリド(飲み薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | 男性型脱毛症にはデュタステリド内服を行うよう強く勧める。 |
ミノキシジル(塗り薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | ミノキシジル外用を行うよう強く勧める(男性型脱毛症:5%ミノキシジル) |
ミノキシジル(飲み薬)は有用か? | D(行うべきではない) | ミノキシジルの内服を行うべきではない |
唯一、ミノキシジルの内服(飲み薬)は、男性型脱毛症の治療に対して推奨されておらず、推奨度はDです。
ミノキシジルの内服は、全身に副作用を引き起こすリスクがあるため、安全性が十分に検証されていないのが理由です。
しかし、現在のAGAの治療のクリニックでは、医師の監督下でミノキシジル内服が行われることが主流です。
え!飲み薬のミノキシジルは推奨されてないんだ!?
そうなんです。
ただ、その理由は「充分な臨床実験が行われていないため」なのですが
AGA治療の現場で発毛を促したい患者さんに対しては
ほぼ100%ミノキシジルの飲み薬を案内されているのが現状ですね。
じゃあ、お医者さんと相談しながら使っていくってことが大事なんだね。
その通りです。
そういったことも踏まえて、クリニックを選んでいくのが安心できるAGA治療ですね。
4種のAGA治療法まとめ
治療法の概要は以上です。
下記に4つの薄毛治療の基礎となることをまとめましたので、参考にしてみてください。
- 抜け毛予防(弱):フィナステリド-推奨度A
- 抜け毛予防(強):デュタステリド-推奨度A
- 発毛促進(患部のみ):ミノキシジル(塗り薬)-推奨度A
- 発毛促進(全身):ミノキシジル(飲み薬)-推奨度D
ここからは、それぞれがどのように薄毛治療に効果的であるか、またそれぞれの副作用を詳しく解説します。
ぜひこの記事を通じて、AGA治療の知識を深めていってください。
抜け毛予防レベル1:フィナステリド(飲み薬)
フィナステリドはAGA治療の一番の基本となる薬です。
フィナステリドは髪の毛を「増やす」のではなく、髪の毛が弱体化する原因となるホルモンの働きを防ぐことで、AGAの影響で、短くなってしまった髪の毛の寿命を、正常な状態に近づけます。
その結果、「抜け毛が減る→太くて強い髪の毛が増える→頭皮の透け感がなくなる」という流れで、頭髪の状態をAGAが発症していなかった正常であった頃に近づけることができます。
直接「髪を増やす」わけではなく、薄毛の進行を遅らせることで、自然な髪の成長をサポートする効果があります。
フィナステリドは、クリニックではよく「守りの薬」と表現されます。
なるほど。AGAの原因となる物質から髪の毛を「守る働き」をするからだね。
フィナステリドはどんな働きをするのか?
フィナステリドの働きを説明するには、まず薄毛となるAGAの原因から説明する必要があります。
AGAの原因は、「テストステロン」という男性ホルモンに「5αリダクターゼ」という酵素がくっつくことで、「DHT(ジヒドロテストステロン)」という抜け毛の原因となる男性ホルモンが生み出されることにあるんです。
AGAの原因が作られる方程式
テストステロン
+
5αリダクターゼ
↓
DHT/ジヒドロテストステロン
(こいつが悪玉ホルモン!)
このDHT(ジヒドロテストステロン)が毛母細胞という髪の毛を育てる植木鉢となるところに悪さをして、髪の毛を弱らせていきます。
では、どうすればAGAを予防できるのか?
DHT(ジヒドロテストステロン)を生まれなくさせればよいのです。
フィナステリドはDHTの材料の片方である「5αリダクターゼ」の動きを防ぎます。
そうするとどうなるかというと、、、
AGAの原因を打ち消す方程式
テストステロン
+
フィナステリドが活躍!5αリダクターゼ
↓
DHT/ジヒドロテストステロン
(悪玉ホルモンが生まれなくなる!)
このように、フィナステリドが5αリダクターゼの働きを防ぎ、DHTを生まれなくさせます。
なるほど。薄毛の原因が生まれなければ薄毛にはならないもんね。
そのとおり。
フィナステリドは薄毛の原因を防ぐ。だから薄毛予防になる。
すごくシンプルな理屈ですよね。
そして、5αリダクターゼは男性の薄毛の好発部位である前頭部(おでこ)や頭頂部に多く存在します。
フィナステリドは前頭部や頭頂部の薄毛の進行を止め、その結果、新しい髪の成長を促進するのです。
フィナステリドの副作用
フィナステリドには下記のような副作用が報告されています。
- 性欲減退(リビドーの低下):使用者の約1.8%が性欲減退を経験します。
- 勃起不全(インポテンツ):使用者の約1.3%に勃起不全が報告されています。
- 射精障害:使用者の約1.2%が射精障害を報告しています。
- 初期脱毛:具体的な数字はなく、発生確率は低いものの、初期脱毛が報告されています。
- 乳房の肥大や痛み:使用者から非常にまれに乳房の変化(男性乳房症)が報告されています。
上記の数字はフィナステリド1mgを毎日服用する男性を対象にした長期間にわたる研究から得られたものです。
しかし、副作用は治らないものではなく、フィナステリドの服用を中止すると多くの場合改善または解消されます。
男性機能に関する副作用が多いね。
発生確率は数字の通り高くないですね。
私も副作用は感じませんでした。
フィナステリドの女性や胎児への影響
先程までは服用した男性自身への副作用の話でしたが、もう一つ大事な情報があります。
それは、フィナステリドは妊娠中の女性には絶対に使用厳禁ということです。
DHT(ジヒドロテストステロン)は確かに成人の髪の毛にとっては有害なのですが、胎児の性器形成など、男性胎児にとっては必要なホルモンなんです。
フィナステリドを服用している男性の精液を介して妊娠中の女性に影響を及ぼす可能性があるため、妊活中の男性は使用を避けるべきです。
また、フィナステリドは皮膚吸収を通じても女性に影響を与える可能性があるため、妊娠の可能性がある女性はフィナステリドに直接触れないよう注意が必要です。
フィナステリドの平均費用
フィナステリドは1ヶ月分を約2,000円~8,000円程度で購入することができます。
だいたいは3,000円~4,000円台で購入できることが多いようです。
2,000円台もあるんだ!
意外と安く始められるんだね!
このサイトタイトルにもあるとおり、
「2,000円台」から始められるAGA対策がフィナステリドの使用です。
フィナステリドは仕入先や経営方針などで価格は変わっているようです。
また、初回処方は1,000円台というところもありますよ。
フィナステリドの初回処方を買って回って、自分にあったクリニックを探すのも良さそうだね。
その方法はいいと思いますよ。
安いだけがいいというわけではないですから。自分に合ったクリニックを探すのが一番です!
抜け毛予防レベル2:デュタステリド(飲み薬)
デュタステリドは、フィナステリドと同じく「守りの薬」です。
その効果は、フィナステリドと同じく髪の毛が弱体化する原因となるホルモンの働きを防ぐことで、髪の毛の成長サイクルを正常な状態に近づけます。
そして、その効果はフィナステリドよりも強いという結果が出ています。
デュタステリドの効果
デュタステリドの説明の前に、もういちどAGAの説明をする必要があります。
さきほど説明した5αリダクターゼにはⅠとⅡの2種類があるのです。
- 5αリダクターゼⅠ・・・身体全体に存在している
- 5αリダクターゼⅡ・・・前頭部や頭頂部に多く存在している
フィナステリドは5αリダクターゼⅡの働きを防ぎますが、デュタステリドは5αリダクターゼⅠとⅡの両方の働きを防ぎます。
これによりデュタステリドは、フィナステリドよりもDHTの低下率が高く、より効果的な治療結果が報告されています。
AGAの原因を打ち消すさらなる方程式
テストステロン
+
デュタステリドが活躍!5αリダクターゼのⅠとⅡ
↓
DHT/ジヒドロテストステロン
(悪玉ホルモンがもっと生まれなくなる!)
デュタステリドはDHTの生成を全身的により効果的に抑制し、特に前頭部や頭頂部の脱毛に対して顕著な効果を示すことが複数の臨床試験で確認されています。
具体的には、0.5 mg/日の用量で治療した場合、治療を受けていない比較対象グループ(プラセボ群)と比べて脱毛部の毛髪数が顕著に増加するという研究結果が出ています。
フィナステリド→頭だけが効果範囲
デュタステリド→身体全体が効果範囲
つまり、身体全体でDHTの量が減るということだね!
ざっくりそんな感じです。
素人の私は「身体全体のDHTを減らして頭髪に効果があるのかな?」と思いましたが
しっかりとフィナステリドよりも効果が高いという研究結果が出ているようですね。
デュタステリドの副作用
フィナステリドには下記のような副作用が報告されています。
- 性欲減退(リビドーの低下):使用者の約4.5%が性欲減退を経験します。
- 勃起不全(インポテンツ):使用者の約2.0%に勃起不全が報告されています。
- 射精障害:使用者の約1.4%が射精障害を報告しています。
- 初期脱毛:具体的な数字はなく、発生確率は低いものの、初期脱毛が報告されています。
- 乳房の肥大や痛み:使用者から非常にまれに乳房の変化(男性乳房症)が報告されています。
上記の数字はデュタステリド0.5mgを毎日服用する男性を対象にした長期間にわたる研究から得られたものです。
フィナステリドとデュタステリドはどちらもAGA治療の「守りの薬」で効果が似ていますが、デュタステリドの方が効果が少し強いです。
その分、副作用もフィナステリドと比べて多少多く報告されているので、使用する際は医師とよく相談することが大切です。
デュタステリドの女性や胎児への影響
デュタステリドも、フィナステリドと同じ理由で、妊娠中の女性には絶対に使用厳禁です。妊活中の男性は使用を避けるべきです。
デュタステリドの平均費用
約6,000円~9,000円(1ヶ月分)
デュタステリドは1ヶ月分を約6,000円~9,000円程度で購入することができます。
だいたいは6,000円台で購入できることが多いようです。
フィナステリドと同じく、仕入先や経営方針などで価格は変わっているようです。
発毛促進レベル1:ミノキシジル(塗り薬)
ミノキシジル(外用薬)は、AGAが発症した薄毛となっている部分に直接塗ることで発毛を促す「攻めの薬」です。
直接頭皮に塗布することで、血流を改善し、毛髪の成長を促進します。薄毛に悩む方々にとって、有効な選択肢の一つとして知っておきたい情報をお届けします。
「守りの薬」だったフィナステリド・デュタステリドとは違って、
ミノキシジルは発毛を促す「攻めの薬」なんだね。
そのとおり。
AGAの進行状態に応じて、「守り」だけか、「守りと攻め」を選ぶことができるわけです。
ミノキシジル(塗り薬)のはどんな働きをするのか?
ミノキシジルは、薄毛の気になる部分に直接塗ることで、その場所の血管を拡張して頭皮の血流を改善します。
血流が改善されると、毛母細胞への栄養供給を促進され、髪の成長をサポートします。
これにより、薄毛の進行を抑え、発毛を促進します。
ミノキシジルの効果は、複数の臨床試験で発毛効果が確認されています。
例えば、ある試験では、男性型脱毛症の患者を対象に、2%と5%のミノキシジルを比較したところ、5%のほうがより多くの毛髪が増加したことが示されました。
また、プラセボ(偽薬)を使ったグループと比べて明らかに毛髪数が増加しました。
プラセボ(偽薬)って何?
平たくいうと「効果のない薬」ですね。
臨床試験で、本物の薬とニセ薬を使ったグループを比べるんです。
どうしてそんなことをするの?
本物の薬の効果をしっかり調べるためです。
ニセ薬でも、「薬を飲んだから効いたんだ!」と思い込んで治っちゃう人もいるから、そういう影響を避けるために使うんです。
そうか。そういう思い込みからできた結果を除外できるんだね!
そのとおり。
まあ思い込みで毛が生えたらそれはそれで凄いですけどね。
このように、ミノキシジル塗り薬は、多くの臨床試験でその発毛促進効果が裏付けられています。
ミノキシジル(塗り薬)の副作用
ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗布することで発毛を促進します。
しかし、皮膚に塗るタイプの薬であるため、下記のような副作用が生じることがあるようです。
- 初期脱毛:発生率は約10%
- 頭皮のかゆみ: 発生率は約6%
- 頭皮の赤み: 発生率は同じく約6%
- 皮膚の剥がれ: 発生率は約6%
- 接触性皮膚炎: 発生率は約6%
- 顔の多毛: 約2%の発生率
なお、濃度が高いほど副作用の発生率はやや高くなるとされています。ただし、多くの場合、これらの副作用は軽いものであり、使用を中止すれば症状が改善されます。
ミノキシジルの使用初期には、毛髪の成長サイクルが変化するため、脱毛が一時的に増えることがあります。これは「休止期脱毛」と呼ばれ、新しい毛が生える前兆とされています。
使用した最初の方は毛が抜けるの??
そうなんです。
ただ、これは弱った髪の毛を押し出して新しい髪の毛が生えてきているために起こるので
薬が効いている証拠といえますよ。
そっか!髪が抜けてもそれが薬が効いている証拠なら安心だね!
ミノキシジル(塗り薬)の平均費用
ミノキシジル(塗り薬)は、1ヶ月分を約4,000円~10,000円程度で購入することができます。
守りの薬フィナステリド・デュタステリドと比較して少し高いね。
そうですね。クリニックによって値段の幅も広いです。
なので、ミノキシジルだけ安いクリニックから買うという方法もありですよね。
発毛促進レベル2:ミノキシジル(飲み薬)
ミノキシジル内服薬は元々高血圧治療薬として開発されましたが、脱毛症治療におけるその使用は医学的に認可されていません。
しかし、実際のAGA治療の現場では、多くのクリニックで脱毛症治療の薬として使用されています。
認可はされていないけど使用はされているんだね。
それだけ効果があるということなんでしょうね。
認可されていない薬なわけですから、医師のアドバイスのもと使用することを強く推奨します。
ミノキシジル(飲み薬)はどんな働きをするのか?
ミノキシジルは、薄毛治療のための薬として知られていますが、もともとは高血圧の治療薬として開発されました。
ミノキシジルは血管を拡げて血の流れをよくする働きをします。それにより、頭皮の血流が改善され、毛母細胞への栄養や酸素の供給が促進されます。
ミノキシジルの飲み薬は、患部だけに塗る外用薬と違い、全身に作用します。そのため、頭髪だけでなく、全身の体毛の成長を促進する可能性があります。
ミノキシジル内服薬(飲み薬)のAGAへの直接的な有用性に関する臨床試験は実施されていないのですが、高血圧治療での使用中に偶然発見された副作用として体毛・頭髪の増加が報告されました。
この副作用から、一部の医師がAGA治療の一環として内服薬を処方する場合があります。
血流が良くなる→栄養が行き渡る→毛が生える
って流れなんだね。
そういう働きをするようですね。
塗り薬と違って、飲み薬はその効果が全身にわたるようです。
ミノキシジル(飲み薬)の副作用
ミノキシジル(飲み薬)には、以下のような副作用が報告されています。
- 全身多毛症:全身の体毛が増える現象が報告されています。
- 動悸・息切れ:心臓の鼓動が速くなる動悸が報告されています。
- 体重増加・手足のむくみ:体液の貯留を促進することでむくみ、体重増加の可能性あり。
これらの副作用は、ミノキシジルが血管を拡げる作用に関連しています。
多くの場合、ミノキシジルの内服を中止すると副作用は収まりますが、自己判断での内服は安全性を欠きますので、ミノキシジルの飲み薬を使用する際は、医師と相談しながら適切な用量を守ることが重要です。
けっこうな副作用があるんだね。
そうですね。ただ、10以上のクリニックで医師から副作用の説明を受けましたが
全身多毛の副作用は多いようですが
多毛以外の副作用の発生の可能性は低いようです。
過度な心配はしなくてよいというアドバイスをうけましたよ。
ミノキシジル(飲み薬)の平均費用
ミノキシジル(飲み薬)は、1ヶ月分を約3,000円~7,000円程度で購入することができます。
ミノキシジルは塗り薬より飲み薬の方が安いんだね。
そうですね。だいたいどこのクリニックでも
値段の高さは[塗り薬]>[飲み薬]が一般的ですね。
まとめ
以上がAGAの基本の治療法となる4種類の概要です。ざっとまとめるとこうなります。
AGA治療のメインとなる4種類の治療法は下記表のとおりです。
薬剤名/使用法 | メイン効果:強度 | 副作用 | 平均価格(1ヶ月あたり) ※クリニックや濃度により上下 |
フィナステリド/飲み薬 | 抜け毛予防:普通 | 男性機能障害、抑うつ、肝機能障害など | 約2,000円~8,000円前後 |
デュタステリド/飲み薬 | 抜け毛予防:強 | 男性機能障害、抑うつ、肝機能障害など | 約6,000円~9,000円前後 |
ミノキシジル/塗り薬 | 発毛促進:患部のみ | 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、使用部位の熱感など | 約4,000円~10,000円前後 |
ミノキシジル/飲み薬 | 発毛促進:全身 | 動悸、頭痛、めまい、肝機能障害、初期脱毛、全身の体毛増加など | 約3,000円~7,000円前後 |
皮膚科学会が勧める推奨度は下記の表のとおりだね。
治療方法 | 推奨度 | 推奨文 |
フィナステリド(飲み薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | 男性型脱毛症にはフィナステリドの内服を行うよう強く勧める。 |
デュタステリド(飲み薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | 男性型脱毛症にはデュタステリド内服を行うよう強く勧める。 |
ミノキシジル(塗り薬)は有用か? | A(行うよう強く勧める) | ミノキシジル外用を行うよう強く勧める(男性型脱毛症:5%ミノキシジル) |
ミノキシジル(飲み薬)は有用か? | D(行うべきではない) | ミノキシジルの内服を行うべきではない |
これらの4種類をおさえておいて、まずはクリニックに無料カウンセリングなどにいくことがAGA治療の第一歩です。
お医者さんと相談して
①自分の頭髪の状態
②許容できる副作用
③毎月支払えるお金
これらを踏まえて検討するのがいいね。
まずはご自身の頭髪について、「どこまでAGAが進んでいるか?」をお医者さんに診てもらうことがAGA治療の第一歩となります。
AGAは放置しているとどんどんと抜け毛や頭皮の透けが増えていく進行性の症状です。
「なんとなく抜け毛が増えてきたかな?頭皮が透けてきたかな?」程度の症状が出始めたら、まずは無料カウンセリングにいってみましょう!